毎日ゴハンを作るということ
会社で買う缶コーヒー以外、毎日、私の出すものしか口にしていない、と。
確かに、一人でいればもともと間食をするわけでもない人だし、
お昼はお弁当を持って行っているし、
独身時代より飲み会も減っているはず。
確かに、基本的にゴハンは三食私が用意したものだし、
食後のデザートなんかも、私が食べるものを一緒に口にしているわけです。
夫は言葉に深い意味は持たせていなくて、
ただ、事実を言葉にしただけ。
でも、改めてそういわれると、
「私がこの人の食生活を作っているんだ」と、
今さらながら改めて認識して、ハッとしたところ。
お料理は好きだし、でもやっぱり面倒だなぁ、なんて思うこともあって、
特にお弁当作りは寝坊したい気持ちに負けて本当に簡単なものになりがち。
好き嫌いもなく、何を出しても文句を言わないでくれる夫なので、余計に。
でも、「私が出したものしか口にしていない」ということに気づくと、
そして食いしん坊な人であるからこそ、
毎日の食事を、思い切り楽しんでほしいな、と心を新たにしたのでした。
それは、毎日腕を振るって全力で!ということではなくて、
一緒に「おいしいね」「楽しいね」「ほっとするね」と言えるような、
そういう食卓にする、ということ。
たまには手を抜きつつ、でも自分が食べても嬉しくて、
食事の時だけは嫌なことや大変なことを忘れられるような、
そういう時間にできたらいいな、してほしいな、と思ったのです。
一回でも多く。
いや、わかりきったことだし、当然のことかもしれないのだけれど。笑
そんなわけで、昨日のお弁当は、バレンタインスペシャルトッピング。
特別なこと、オシャレなもの、難しいお料理を用意しているわけではないけれど、
一日の中で、ちょっと楽しみが増やすことができるのであれば、
それが台所をあずかる者にとって、何よりの幸せだな、と思う今日この頃です。
* おまけ * ------
甘いものはそこまでたくさん食べない夫には、
バレンタインチョコとして、簡単な手作りフォンダンショコラを納品。
チョコで書いたメッセージも、キレイにたいらげてくれて、
わたしまで大満足!
(チョコペン、楽しかった!)
by yaji-cafe
| 2013-02-15 18:28
| daily life