uneclef
でも、「ついでに、いきたかったあのお店によって行こう!」というモチベーションが、
わたしの背中を押してくれたのでした。
そのお店は、「uneclef」(ユヌクレ)。
豪徳寺にある、パン屋さん。
ここもまた、Instgramでその存在を知ったお店。
いつもいつもおいしそうなパンの写真を見るたびに、行ってみたいなぁ、と
憧れと食欲を募らせていました。
そういえば、今回は新宿から小田急線に乗って町田に行くわ!ということで、
素晴らしくひらめいた自分に感謝しながら、初の訪問!
だから、一瞬学生生活期間がかぶった私はたまに泊まらせてもらったり、
姉の旅行中には、姉が親に内緒で飼っていたハムスターの世話を頼まれたり…と、
何度も降り立ったことがある街でした。
それから、たぶん、14年ぶり。
あの頃は、見事に何とも思わなかった街なのに、
すっかり大人になってから見たそこは、ちょっと懐かしい空気が漂っていて、
「あぁ、住んでみたい!」と思わせてくれる素敵な街。
そんな印象の変化に、自分でもびっくり。
お昼少し前に到着したuneclefには、かわいらしくておいしそうなパンがずらり!
金柑のデニッシュに、苺のマフィン、
ししとうとベーコンのエピに、いろんな味のスコーン…
うぅ…選べない。
お昼はここでイートインにして、
おみやげも少し買っていこう、と思っていたのですが、
ちっとも少しになんてできない!!
しかも、トレイに次々と乗せていく私の脇に入ってきたおばあちゃんは常連さんのようで、
店員さんが「今日も食パン3斤お持ち帰りになりますか?」…って!
3斤!?
その後も、続々とお客さんが増えていき、
常連さんほど食パンをお買い上げする様子を目にして、
「あのー、私も食パンを…」と注文してしまったのは、言うまでもありません…。
(そしてその食パンは、正午を迎える前に完売していました。すごい!)
お店の佇まいはおしゃれで一見若者向きなのに、
若い女の子だけでなく、常連さんやおばあちゃんもたくさん立ち寄って、
地元に密着しているのがまず素敵。
そして、どの店員さんも若い男性で、さらにお客さんが多くてとても忙しそうなのに、
カウンターで召し上がっているおばあちゃんに話しかけていたり、
私がどっさり買い込んだパンを、食事の間、預かっていてくれたり。
どんなに混雑しても急かされるような印象はなく、
お店の中でゆーっくりするのも心から歓迎してくれているような、
そんな接客が本当に素敵。
味がおいしいだけじゃなくて、優しく居場所を作ってくれるような、そんな場所。
幸せだなぁ。
あったかいなぁ。
こんなお店がもっと近くにあったらいいのになぁ。
写真を見ながらずっと狙ってたレモンロールに
桜とずんだのマフィン、ゴルゴンゾーラといちじくのパン、
ブロッコリーとかぶのタルティーヌに、クリームと季節のジャムのパン、
それにクロワッサンと食パン!!
前々日に買ったドーナツも、
その日夫がおみやげにと、会議から持って帰ってきてくれたバナナケーキも、
前日に自分で焼いたシナモンロールもあるのに、
たっぷりと…。(ごめんなさい…)
おいしいものは、はんぶんこ!
いつもはクロワッサンにそこまで興味を示さない夫も、
「ここのは、秀逸だね…」って、もぐもぐ。
食パン、クロワッサンとも、歴代1位のおいしさに躍り出ました。
(前日の夜に食べてしまったレモンロールも、文句なしに絶品でした…!)
豪徳寺周辺から我が家にいらっしゃる方、
お金は出しますから、ぜひ、その際はuneclefのパン、
おみやげにお願いします!!!
(切実&熱望&本気。)
by yaji-cafe
| 2013-02-23 14:53
| おいしい!